study研究成果
「サーバ室技術ガイドブック」発刊(2019年6月)
2020/01/07日本データセンター協会(JDCC)との共同ワーキンググループ「サーバ室技術ガイドブックWG」による「サーバ室技術ガイドブック」が2019年6月に出版されました。
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データセンターにおける省エネは、データセンター事業の財務的観点から非常に重要な施策の一つに位置付けられます。 しかし、それだけではなく、GAFA+M/BAT データセンター産業およびクラウド産業の急成長とともに、クラウド化と半導体技術の飛躍的なイノベーションが実現さています。 その結果、データセンターにおける総電力消費量の激増に加えて、サーバ・ラックにおける高密度化が急進展しています。 具体的には、1ラックあたりの電力消費量が1kVA以下が一般的だった状況は一変し、数十kVA、さらには、50KVAクラスの高密度実装が必要とされるようになってきています。
このような状況に対応するために、東京大学TSCP(東京大学サステナブルキャンパスプロジェクト)において制定された「サーバ施設高効率化に向けたガイドライン」(2016年12月12日制定)をベースに、より汎用性の高いデータセンター向けのガイドブックを目指してJDCCとGUTPが連携して、「サーバ室構築ガイドブック」の執筆を行う 「サーバ室ガイドブックWG」 を、2017年1月にキックオフさせました。 主査は、NTTコムウェア 尾西弘之氏 です。
2018年10月12日に、Preliminary版を公開し、2019年6月10日に初版が発行されました。
「サーバ室技術ガイドブック」
総監修: JDCC運営委員長/GUTP代表 江崎浩
監修: NTTコムウェア 尾西弘之 (WGリーダ)
大谷技術士事務所 大谷淳一
出版社: インプレス (2019/6/10)
参考
・2018年研究成果 サーバ室構築ガイドブック
・2018年研究成果 【参考資料】サーバ施設効率化に向けたガイドライン