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見える化WG
グリーン東大工学部プロジェクトにおける見える化WGは、施設利用者が自発的な省エネ活動に取り組みやすくするための現状把握(現状の見える化)や省エネ結果確認〈省エネの見える化)の実現手段を検討し、実証実験を行うワーキンググループである。
省エネ対策を実施するには、まず、消費エネルギーの中で削減可能なエネルギーがどこにあるか、無駄となっているエネルギーの原因がどこにあるかを明らかにし、それを確認するにはどのようなデータを可視化することが最も効果的かを明らかにする必要がある。特に利用者を省エネ行動を導くためには、どれだけの無駄があるのか、それが自分に解決できる無駄か、という点を具体的な形(数値や図表)で浮き彫りにすることが必要となるので、それを実現するための技術的手段を検討し、検証環境構築の要件整理を行っている。
本プロジェクトの本WG以外の各WGとの関係は、コンセプトWGでの検討によって示されるエネルギーが消費される原因や削減可能なエネルギーの考え方を東京大学工学部2号館(以下、2号館)という現場に即して検討し、何を具体的に見えるようにするとよいかの要件をまとめ、構築したい「見える化」環境の要件を制御WGや実証実験WGへ提示していく関係となっている。
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