study研究成果
【参考資料】サーバ施設高効率化に向けたガイドライン
2018/10/16サーバ施設高効率化に向けたガイドライン
2016 年 12 月
TSCP 産学連携研究会
サーバ施設高効率化方策検討 WG
はじめに
大学での省エネルギー・省 CO2に向けた取組、とりわけ今後さらなる増大が予想される計算機のエネルギー消費への対応は喫緊かつ重要な課題である。これに関連した 3 つの課題を挙げる。
(1) 予算環境
(2) セキュリティ(サイバーセキュリティと災害等に関する BCP の観点でのセキュリティ)
(3) 地球環境の保全に対する責任
である。
東京大学は、これら 3 つの課題に適切に対処し、グローバルな研究競争に勝ち抜くべく研究アクティビティを維持・向上すると同時に、省エネルギーに対する社会的責任を果たしていかねばならない。本書はこれら課題に対処する手法としてとりまとめたものであり、各階層において想定されるメリットは以下の通りである。
【大学全体】
運営費交付金の圧迫低減。エネルギー購入量・購入費の減。社会的責任の履行。節電手法確立によりデマンドレスポンスに活用するなど、電力調達に有効な手法となる可能性。省エネルギーの推進
【学部・専攻単位】
運営費交付金の圧迫低減。研究アクティビティの維持と活性化によるプレゼンス向上
【研究室単 位】
運営費交付金の圧迫低減。光熱水費削減による本来的な用途(研究設備・人材等)のための基盤的経費の確保と研究活動の更なる推進、さらに、セキュリティ(サイバーセキュリティと災害等に関する BCP の観点でのセキュリティ)の向上